開業までの流れ
開業までの流れをフローチャートで以下にまとめています。
起業・独立開業の心構えをする
動機が弱いと簡単にあきらめてしまうことになりかねません。
起業・独立開業を行うと決めたからには、苦しいことがあっても何が何でもやり遂げる覚悟と熱意が必要です。
動機を今一度見直し、また起業・独立開業のメリット・デメリットを十分に検討してみてください。
自分(自分の会社)の現状分析を行う
自分が得意な分野は何なのか、事業に対してそれをどう活かせるのか検討しましょう。
また、その分野に経験や知識、人脈があるのか、必要な資格を持っているかなどについても検討します。
それから、自分の健康状態も十分管理していただくことをおすすめします。
さらに、今後自分が起業・独立開業する事業の市場性競合他社とどう差別化できるかなども考慮していく必要があります。
事業の構想を練り、事業計画書を立てる
事業計画書とは、起業・開業に関する構想を実際に実行するための行動計画を文書化したものです。
構想を書面化することで、計画をより具体的なものにしていくことができ、自分の計画を客観的に見つめなおすことが出来ます。
また、借入を金融機関からする場合にもこの事業計画書が必要になってきます。
会社設立の手続きをする
個人事業ではなく、会社組織(法人)で運営する場合は、会社設立手続きが必要になります。
会社設立だけでも少なくとも1ヶ月程度は時間がかかりますので余裕を持って準備をすすめるようにしましょう。
各種届出を行う
事業を始めるときには、税務署など関係官庁への届出が必要になります。
提出書類は個人事業と法人事業で異なりますが、個人事業であっても、会社組織(法人)であっても各種届出は必要となります。